「本当に幸せな環境。」奥田公子さん

ヒルズグレイススタッフの物語

ヒルズグレイスで、美香子先生と謙太郎先生の秘書兼総務として、お二人とスタッフの動きをさりげなく支えている奥田公子さん。先生方の予定や院内のさまざまな業務を整えています。

ホテル、アパレル、国会議員の秘書。これまで一貫して人と向き合う仕事を重ねてきた奥田さんが、約1年前、近所にあるヒルズグレイスの求人に電話をかけるまでには、ひと月ほどの時間が必要でした。ホームページから伝わる上質な空気に惹かれながらも、「自分には少し敷居が高いかもしれない」と感じていたからです。

けれど、実際に中で働き始めて見えてきたのは、高い基準の奥にあるあたたかさでした。誰かが誰かを支え、患者様のために自然に手を差し伸べるチーム。その中で、奥田さんは自分らしい接遇の経験を生かしながら、静かに存在感を増しています。

これまで

奥田公子さんが美容に関心を持つようになった背景には、ご自身が美容を好きだったことに加え、「同世代の方のお手伝いができたら」という思いがありました。とくに、年齢やライフステージの変化の中で、美容を通して自分らしく過ごしたいと考える女性に寄り添いたい。その気持ちは、いま患者様と接するときの土台にもなっています。

短期大学を卒業後、新卒で帝国ホテルへ入社。入社後の研修を経て接遇部に配属され、お客様とホテルの間で金銭のやり取りが発生するフロントやレストランなどの現場を経験しました。

そこでは、目の前のお客様だけでなく、空間全体を見渡すことが求められました。どなたがどんな表情をされているのか、スタッフの動きに無理がないか、会計やご案内が滞っていないか。ひとつの場を心地よく保つために、細かな変化を見逃さないことが大切だったといいます。

帝国ホテルで富裕層のお客様に応対する奥田公子さんの水彩イラスト
帝国ホテルで富裕層のお客様を迎え、空間全体に気を配っていた頃。

その後はカーディーラーのアパレル部門へ移り、富裕層のお客様や高額商品を扱う接客を経験しました。ホテルとは扱うものが違っても、相手の気持ちを先回りして考え、安心して時間を過ごしていただくという点では共通していたそうです。

さらにその後は、私設議員秘書として勤務。議員とともに国会議事堂ツアーのガイドを担当し、訪れた方々に議事堂の見どころや歩くルートを案内していました。議員のそばで動きながら、参加者の様子にも目を配り、その場がスムーズに進むように支える。奥田さんの接遇の幅は、ひとつの職場だけではなく、異なる環境で人と向き合ってきた時間の中で育まれていきました。

私設議員秘書として国会議事堂ツアーを案内する奥田公子さんの水彩イラスト
私設議員秘書として、議員とともに国会議事堂ツアーを案内していた頃。

そうした経験を振り返りながらも、奥田さんご自身は「自分では分からないのですが」と控えめに話されます。けれど、先生方やスタッフの様子を見て、いま困っていることはないか、新しく入った人が馴染めているかを自然に気にかける姿には、長年のサービス業で培った視野の広さが確かに表れています。

ヒルズグレイスを知ったのは、近所を通るたびにクリニックの存在を感じていたことがきっかけでした。ホームページに記された「ヒルズグレイス・クオリティ」やスタッフのコメントを読み、一般的な美容クリニックのコンシェルジュとは違って、患者様の気持ちを大切にする役割なのだと知ったそうです。

自分のこれまでの経験を生かせるかもしれない。そう思いながらも、求人を見つけてからすぐには電話をかけられませんでした。約1か月考えた末に、ようやく一歩を踏み出したことが、いまにつながっています。

今

働き始めて約1年。奥田さんは、最初はコンシェルジュとして患者様を迎え、その後、先生方の秘書兼総務として役割を広げました。美香子先生と謙太郎先生が患者様と向き合う時間に集中できるよう、予定や必要な情報、院内の業務を整え、お二人の仕事を支える役割です。

奥田さんが大切にしているのは、先生方の予定や院内の状況を把握し、報告・連絡・相談を相手に負担を感じさせない形で届けること。先生方が忙しそうにされていると、「いま声をかけてよいのだろうか」と迷う人もいるかもしれません。けれど、知らないまま進むほうが、かえって負担になることもある。そう考え、必要なことは自然なタイミングで伝えるようにしています。

同時に、先生方だけでなく、スタッフの様子にも目を配っています。新しく入った人が困っていないか、仲間の中で無理をしていないか。直接たくさん声をかけるのではなく、通りすがりの表情や空気感から変化を感じ取り、必要なときにそっと支える。これまでの経験が、いまはチーム全体を見る力として生きています。

美香子先生と謙太郎先生の秘書兼総務として働く奥田公子さんの水彩イラスト
美香子先生と謙太郎先生の秘書兼総務として、先生方と院内を支える現在。

ヒルズグレイスのチームについて伺うと、奥田さんは「誰かひとりのために、みんなが協力する」空気を挙げました。誰かが行ったサポートを、自分の手柄として語る人はいない。それでも、助けてもらった側は、誰が支えてくれたのかをきちんと分かっている。そんな関係性が、日々の仕事をなめらかにしているのだそうです。

忙しい場面でも、誰かが抱え込んでしまわないように、別の誰かが自然に手を差し伸べる。経験の長いスタッフが落ち着いて教え、周囲が足りないところを補い合う。厳しさだけで人を動かすのではなく、患者様のために必要なことを共有し、互いに支えながら基準を守っていく。奥田さんが感じている働きやすさは、そうした大人同士の信頼から生まれています。

患者様と接するときに大切にしているのは、まず緊張がほぐれる空間をつくることです。お顔に関する悩みは、とても繊細なもの。カウンセリングでお話しするうちに、最初に聞いていた悩みの奥から、本当の気持ちがふとこぼれることもあります。

院内の植物とチームを見守る奥田公子さんの水彩イラスト
植物の変化にも、スタッフの変化にも気づく、奥田さんの穏やかな視線。

だからこそ、患者様が「また来たい」と思ってくださるような接客を心がける。先生方がセミナーで話されていることや、院内で考えられているスキンケアのことも、患者様の関心に合わせて分かりやすく伝える。施術やスキンケアについて、興味を持つきっかけをそっと手渡すことも、奥田さんの大切な役割です。

院内に流れる水の音や、グリーン、香り。そうした環境にも患者様が惹かれていることを、奥田さんはよく知っています。日々の水やりを担当し、葉の変化や花が咲く瞬間を見届けることも楽しみのひとつ。小さなジャスミンの花が咲いたときの喜びを話す表情からは、場所そのものを大切に育てている気持ちが伝わってきました。

FROM KIMIKO

公子さんから見た謙太郎先生は

謙太郎先生のポートレート

奥田さんにとって謙太郎先生は、分からないことを尋ねたときに、どんな小さなことでも一から丁寧に教えてくださる方です。「そんなことも知らないの」と責めるのではなく、どうすればよいのかを落ち着いて伝えてくださる。だからこそ、恥ずかしがらずに聞いてみようと思えるのだそうです。

患者様への向き合い方も、スタッフへの教え方も、根底にあるのは誠実さ。高い基準を持ちながら、相手を置き去りにしない。その姿勢を日々近くで見られることに、奥田さんは深い敬意を抱いています。

FROM KIMIKO

公子さんから見た美香子先生は

美香子先生のポートレート

奥田さんは、美香子先生のことを「竹を割ったような性格」と表現します。そのまっすぐさの奥にあるのが、志の高さと、チーム全体を同じ方向へ導く力です。患者様のために何ができるかを真剣に考え、診療の合間にも学会やセミナー、クリニックのさまざまな仕事に向き合いながら、スタッフのことにも目を配ってくださる。

もちろん、高い基準を求められる場面もあります。けれど、その厳しさの根にあるのは、ヒルズグレイスのクオリティを守り、患者様に誠実でありたいという思い。あたたかさと高い志の両方を持つ先生方のもとで働けることを、奥田さんは「本当に幸せな環境」と話していました。

FAVORITE ITEM

幸わいこうそ

SAKIWAI KOUSO

幸わいこうその水彩イラスト

奥田さんが紹介するのは、「幸わいこうそ」。きっかけは、ご自身の体験でした。以前は手足の先が冷えやすい、いわゆる末端冷え性が気になっていたそうですが、取り入れてから、冷えを感じることが少なくなり、いつの間にか気にならなくなったと話します。

※個人の感想であり、感じ方には個人差があります。商品の効果を保証するものではありません。

そして、これから

これからの奥田公子さんをイメージした水彩イラスト
「いてくれてよかった」と思ってもらえる存在を目指して。

仕事をするうえで、奥田さんが大切にしているのは「誰も嫌な思いをしないこと」。誰かのせいにするのではなく、できるだけ気持ちよく、円滑に物事が進むように考える。その価値観は、患者様への接遇だけでなく、スタッフ同士の関係にも通じています。

これからヒルズグレイスで目指したいのは、スタッフから「いてくれてよかった」と思ってもらえる存在になること。そして、患者様に対しても、ヒルズグレイスの思いや空気をきちんと伝えられる人でありたいと話します。

「人に迷惑をかけない」ことを大前提にしながら、出会った人に「会えてよかった」と思ってもらえるような生き方をしたい。奥田さんの言葉には、接遇の技術だけではない、人と関わる仕事への静かな覚悟がありました。

患者様には、どんな小さなことでも遠慮なく相談してほしい。先生方は、どのような悩みにも親身になって耳を傾けてくださるから。働いてみたい方には、ホームページを見て「少し敷居が高いかもしれない」と感じても、ぜひ一歩を踏み出してほしい。中に入れば、とてもアットホームで、やさしい人たちが待っているから。

ホテルで培った、場全体を見る目。さまざまな仕事を通して身につけた、人の気持ちを想像する力。そして、ヒルズグレイスで学んだ、チームで支えるという感覚。奥田公子さんの歩みは、誰かの安心をつくる仕事が、目立つ役割だけで成り立っているのではないことを教えてくれます。

患者様にとっては、緊張がほどけ、本音を話せる場所。働く人にとっては、高い基準を学びながら、互いに支え合える場所。奥田さんの穏やかなまなざしから、ヒルズグレイスのあたたかさが静かに伝わってきました。

RECRUIT

ヒルズグレイスで働くということ

これまでの経験の形はさまざまでも、「あなたらしさ」を活かして働ける場所でありたいと考えています。募集中の職種と応募フォームは、採用情報ページにまとめています。

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グレイスジャーナルは、ヒルズグレイスクリニック(横浜)の医師によるブログ。美容医療のトレンドや最新の治療法、厳選美容アイテムなどをご紹介。

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