31 Aug 2016

スキンケアで用いられている成長因子(GF)やサイトカイン。なぜお肌にいいのでしょうか?
”成長因子”や”サイトカイン”とは、身体にある細胞に向かって「新しい細胞を作りなさい」とか「壊れた細胞を治しなさい」といった「命令」を伝えるための「命令書」です。このため、ダメージを受けたお肌に「再生しなさい」、「傷を癒しなさい」という命令をだせれば、若いお肌を維持できます。
この命令書、非常に効果的なのですが、どんな命令をだすかが重要です。
「壊れた肌細胞を癒しなさい」
「新しいコラーゲンを作りなさい」
「血流をよくする血管を作りなさい」
こんな命令を出すことができるのが、骨髄幹細胞由来のサイトカインです。
従来、サイトカイン・成長因子はそのほとんどが脂肪吸引後の脂肪細胞から取り出されたものでした。これは「体の中で炎症を起こしなさい」という命令が多いという大きなデメリットがありました。
骨髄幹細胞由来のサイトカイン・成長因子は、細胞を癒し、再生するだけでなく「炎症を抑えなさい」という命令で細胞を無用なダメージから守ることが出来ます。
当院で採用しているヒト幹細胞・骨髄幹細胞サイトカイン:cytoproMD(サイトプロMD)は医療機関でのみ使用・販売できるもので、炎症を抑える「TGF-β3」を高濃度で配合しているため、肝斑・アトピー・紫外線ダメージによるシワやたるみなどにとても効果的です。医療用サイトプロMDは、市販されているサイトプロの2倍量のサイトカインを含有します。
当院では、この骨髄幹細胞由来のサイトカインをメソポレーションによって肌細胞に直接、大量に導入し、白くふっくらとした素肌を再生し、これを維持できるよう治療を行います。さらに、最新レーザー:ピコシュアとの組み合わせ治療による「肌再生プログラム」を行っております。シミが早く綺麗に消えるのはもちろんのこと、開いた毛穴が縮まり、目の周りの小じわがなくなり、ニキビ痕の凹みも改善するという非常に効果的なプログラムです。
さらに、ご自宅ではホームケアとして1週間に2~3回、サイトプロMDでニードルトリートメントを行うとさらに効果を高めることができます。
お肌で毎日起こっている小さなダメージ:炎症を効果的にケアして、肝斑・シミ・シワのないエイジレスなお肌を手に入れましょう。