先日、当院にアラガン・エステティクスの新社長、遠藤徹夫氏をお迎えしました。業界をリードする同社の製品や取り組みについてお話を伺いながら、美容医療の今とこれからについてじっくりお話しする、とても有意義な時間となりました。
ちなみに、アラガン社の皆さまは全員180cmを超える高身長!一緒に並ぶと、子供みたい(笑)
アラガン・エステティクスとは
アラガン・エステティクスは、ボトックスビスタやジュビダームビスタシリーズなど、美容医療製材で広く知られる世界的なリーディングカンパニーです。これらの製材は、厚生労働省の認可を受けており、信頼性と効果の高さから多くの医師に支持されています。私自身も長年、これらの製材を用いた治療に携わり、多くの患者様に自然で健康的な美しさを提供してきました。
また私は、アラガン・エステティクスのジャパンファカルティー(注入指導医)として、注入治療の教育に携わってきました。この役割を通じて、最新の知識や技術を医療従事者と共有し、患者様に安全で効果的な治療を届けるお手伝いをしています。
美容医療の課題と展望
以下の4テーマについて私の方から意見を述べさせていただきました
- 製材の安全性の担保
美容医療に欠かせない製材の安全性をどう高めていくかが、まず大切な課題です。製材の品質管理や適切な使用方法をもっと広めていく必要があると感じています。 - 医療従事者の教育と技術向上
美容医療は日々進化しています。その中で、新しい技術を取り入れながら患者さんに最善の治療を提供するためには、医療従事者の教育やトレーニングが欠かせません。安全で効果的な治療ができるよう、しっかりとサポートしていきたいと思っています。 - 美容医療の社会的意義
外見が変わることで、患者さんの幸福感や自信がどれだけアップするか。これをさらに深く理解するために、大学と共同研究も進めています。美容医療が心身の健康に及ぼすポジティブな効果をさらに深く理解したいと考えています。 - コンビネーション治療の可能性
最近注目されているのが、エネルギーデバイスと注入治療を組み合わせるハイブリッドアプローチ。ダウンタイムが少なく結果が早いという魅力があります。今後ますます需要が増える治療法だと思います。画像は、デバイスのリーディングカンパニーCynosure社の皆様とアラガンエステティクスの皆様と一緒に撮影した一枚。
美容医療のこれから
お話を通じて、美容医療が目指すべき方向性がより明確になりました。技術の進化はもちろん大切ですが、それだけではなく、患者さん一人ひとりの気持ちやニーズに寄り添った治療がこれからの美容医療の柱になると感じています。
これからも、企業の皆さまのご協力をいただきながら、より良い治療法や新しい技術を追求し、美容医療の可能性をさらに広げていきたいと思います。
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医療法人光悠会 ヒルズグレイスクリニック
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