インドネシアのジャカルタにある国立大学より講演に招待され、診療後に羽田へ向かいました。機内で一泊し、到着後すぐから夕方までの講演+ハンズオンセミナーを行い、その後すぐに帰国するという0泊2日の強行スケジュールです。
さて、ジャカルタ、スカルノハッタ国際空港に到着したのは現地時間5:00am。まだ月が見える時間でした。
ジャカルタの交通渋滞は激しく、通常なら5分の距離に40分かかったりするのは普通とのこと。
移動にかなりの時間がかかるとのことで、急ぎ国立インドネシア大学医学部病院(日本でいう東京大学医学部)に向かいました。
こちらの病院は、インドネシア最大で施設が充実しており、インドネシア大学医学部皮膚科学講座は、感染症学など細分野がしっかりしており、人数も多く非常に活気がありました。
中央の女性がインドネシア大学医学部皮膚科学講座の教授、Dr.Lili Legiawati。今回の演者は、私とCynoSure APAC Forumでご一緒したタイのDr. Woraphong Manuskiatti。
今回は、身体を傷つけることなく、余計な皮下脂肪を溶かすことができる痩身レーザー「スカルプシュア」について、
- なぜこの波長で脂肪を除去することができるのか
- 美しいボディラインを作るために作成すべき治療プラン
- 実際に使うときの注意点
- より結果を出すための治療のコツ
等々、お話ししてきました。
講演後はライブデモンストレーション
スカルプシュアは、ぽっこりおなかやたるんだ二の腕といった気になる皮下脂肪に、レーザーを照射することで脂肪を溶解します。それだけなら脂肪を冷却して破壊するクールスカルプティングと大きく変わらないのですが、スカルプシュアはさらに、コラーゲンやエラスチンといった繊維組織に照射することで、たるんだ皮膚を引き締め、肌の質感まで改善することができる一石二鳥のマシンです。
このため、クールスカルプティングのような皮下脂肪を溶かした後のたるみがでないという大きなメリットを持ちます。
また施術は1クール25分と短時間であり、施術後も日常生活に支障をきたすようなダウンタイムがありません。
脂肪溶解と皮膚の引き締め(タイトニング)を同時に、ノーダウンタイムかつ短時間で行うことができる世界唯一のレーザー、それがスカルプシュアです。
スカルプシュアは非常に優秀な機器であり、他機器の追随を許しません。(数年前に類似機器が出ていますが、性能差が大きすぎて各国でほとんど認知されていません。)
安定したエネルギーを均一かつ広範囲の脂肪に照射することができるのが大きな利点の一つですが、美しいボディラインを作るには、どこにどのように、どのくらい照射すべきなのかを患者さんの脂肪の付き方や皮膚の質感を確かめながらしっかりアセスメントする必要があります。
おなかを中心にして全体の形状をみて照射位置とエネルギーを決めていくことでより良い結果を出すことができ、美しいボディラインを作ることができます。
参加したDrからは、エネルギーと時間の関係や、総エネルギーについて、照射後の病理的な変化、スカルプシュアの照射と冷却サイクルの考え方など、非常にアカデミックな内容の質問をいただき、レーザーの原理と波長特性、エネルギーと時間の関係などもお話しました。
デモンストレーションは3セッション行い、あっという間に2時間半が経過。
インドネシアのDr達は、非常に熱心でありながら、ユーモアとやさしさを兼ね備えており、一つ一つの議題について楽しく議論を深めることができました。
最後に、感謝状とShield of Indonesian beauty、そして、記念品をいただきました。
記念品は、インドネシアの民族衣装であり正装でもあるバティックシャツでした。特注でお作りいただいたそうです。
国立インドネシア大学皮膚科学講座の皆様、Terima kasih banyak!
スカルプシュアについて詳しくはこちら↓
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2022年4月に移転・名称変更いたしました。(2023年4月追記)
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