患者様の旅
患者様が、加齢に伴う症状に気づいてから、クリニックを受診し、治療して、その後に至るまでの一連の流れを「旅」になぞらえて、「Patient Journey」(ペーシェント ジャーニー)といいます。
当院で旅をされる患者様を見ていると、ただ症状が改善するだけでなく、まとうオーラも心境も行動にも変化が現れることを感じていました。
そこで私は、ある仮説を立てました―「美容医療は症状だけでなく行動や心境にも変化を及ぼし、人生まで好転させる」というものです。この仮説は、患者様へのインタビューでも明らかでした。
ある患者様のケースでは、恋人との別れによって悲しみに沈んでいる状況で私の元へいらっしゃいました。しかし、治療を受けた後、彼女は美肌を手に入れたことで自信を取り戻し、再診時には、彼女から嬉しい報告を受けることができました。
美容医療で人生は良くなる
この仮説を学術的に裏付けるために、成蹊大学の教授であり社会学者の小林盾先生と共同プロジェクトを行うことにしました。小林先生は、美容資本: なぜ人は見た目に投資するのかの著者であり、社会学的な視点から様々な事象を考察している社会学の第一人者です。
今日は、そのキックオフミーティング。
私は、人生100年時代において、サプリメントや運動と同じくらい美容医療が当たり前の存在となってほしいと願っています。そこで、小林教授の力をお借りしながら、「美容医療の存在と可能性を知るきっかけ」となる一冊にまとめ上げたいと思っています。
患者様には引き続きアンケートやインタビューへのご協力をお願いすることとなりますが、皆様のご協力が多くの方々のお悩み解消につながると信じています。どうぞよろしくお願いいたします。
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医療法人光悠会 ヒルズグレイスクリニック
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